とある魔術の電脳戦機バーチャロン 東京ゲームショー2017に出典




とある魔術の電脳戦機バーチャロンが展示


東京ゲームショウ2017にてプレイアブル出典とのことで、
VO(バーチャロン)新作としては、マーズ発売以来15・6年ぶり位ではないだろうか。

とある魔術の電脳戦機バーチャロンが発売されるという情報は
前々から電撃オンラインなどのサイトにあったので知っていた。
個人的には、バーチャロンに対する思い入れが大きすぎており、
初代OMG・オラトリオタングラム・フォース・マーズにおいて、
アーケード版は言わずもがなで、
家庭用移植されたものはほぼ全て購入し今も所持し続けており、
回数にしたらとんでもない数をプレイしている。

特に高速タイマン勝負であるオラタンが一番のお気に入りで、
XBOX360版では数千回オンライン対戦で遊ばせてもらった。
(最近はゴールドメンバーではないので、オンラインでは遊んでいないが、
オフではたまに遊んでいる状況だ)

新作についてはほぼ諦めていたのだが、
ここに来て突然の発表があり、期待しているものと全く違うものだと
落胆が激しいことになるため、ゲーム画面が出るまでは静観しようと思っていた。
最近になりようやくバーチャロイドや画面が公開されはじめ、
どうやらオラタンのバーチャロイドが出てくるようで、かなり期待度が高まってきた。

ゲームデザインやキャラクターについて


ドクター亙氏(私の中ではサタマガ世代の呼び名がしっくり来る)が、
今の世相にあったゲームデザインが必要だということを語っており、
やはりバーチャロンの硬派で・難しくて・ガチな対戦というのは、
今出しても売れなかったり、継続してプレイされないゲームになる
という事はなんとなく理解できる。

現在のゲームデザインは・・・
・多人数対戦プレイでの勝敗の責任分散
・かわいらしい女性キャラクターを採用
・やりこみ要素を追加して長時間楽しめる
・協力してCPUを倒すことで、敵へのイラつきを人に向けない
このような要素を持っているのがほとんどではないだろうか。

現在のゲームはこのような感じが多く、
90年台の対戦ゲームの要素を持つものはかなり少数派だ。
亙氏はこのあたりを十分に受け止めて今回のゲームデザインをしていると思われ、
個人的には上記の条件はバーチャロンにはどれも不要と思ってはいるのだが、
時代背景と現在のSEGAの現状を見るに、
今回のようなコラボ形式のゲームデザインになった事は理解できる。

ファンとして思うところはあるのだが、純粋に新作が出ることが嬉しい事と、
熱中できる対戦ゲームとして成立さえしてくれればそれに越したことはなく、
今後の展開に期待したいと思っている。


ゲームシステムについて

電撃オンラインに2017/09/12に公開された情報によると
試合はタイムアップになった場合、ポイントで勝敗がつくということだ。
これは逃げスタイルでの戦闘になりやすい
バーチャロンのゲームデザインを覆す要素かもしれない。

バーチャロンは逃げ論争になることが多々発生したゲームだった。
実力が拮抗してくると最終的にたどり着くテクニックは完全回避となるので、
スタイルについてとやかくいうつもりはないのだが、
上級者が初級者に対して、トドメも刺さずいわゆる舐めプレイを容易にできるため、
そのあたりはプレイ人口を減らす要因になっていたのは間違いないと思っている。

ポイント制を導入することで、どのような判定がされるのか定かではないが、
永久に逃げ回るようなプレイは防げるようになるのではないだろうか。

東京ゲームショウに行くことはできないと思われるが、
動画が公開され、内容が明らかになることに期待したいと思う。


今後の続報が気になるが、
過去作である初代OMG以外のバーチャロンシリーズの記事や動画も
続々と掲載していきたいと思う。



©SEGA CHARACTER DESIGN:KATOKI HAJIME
©2017 鎌池和馬

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